トリマーへ転職をする人向けの記事

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【転職予備知識】海外と日本のトリマーの違いはあるの?

2020.07.14

こんにちは!ペット業界で人気の高いトリマーについての就職・転職に関するペットのおしごとコラムです。

今回は転職に関しては直接的には関係ないかもしれませんが、転職予備知識として海外のトリマーの働き方について紹介していきたいと思います。


また、海外のトリマーと日本のトリマーは何が違うのかも解説していきます。

ぜひこれからトリマーに転職を考えているという方や、キャリアアップとして海外でもトリマーとして活躍してみたい!という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

【転職予備知識】海外トリマーと日本のトリマー

トリマーの転職

トリマーという仕事は元々、海外から取り入れられたペットのための技術職です。現在では日本のトリミングと海外のトリミングは大きく特性が分かれています。

そもそも、日本と海外とでは呼び方が異なり、日本でいう「トリミング」は海外では「グルーミング」といい、日本でいう「トリマー」を海外では「グルーマー」と呼びます。

グルーミングとは、動物が体の衛生や機能維持などを目的として行う行動で、一部分は後天的に習得され、以降の世代へと伝播する場合もあります。毛繕い、羽繕い、ノミ取りなどが含まれる行為で、自分自身に対して行うセルフグルーミングと、他の個体に対して行う社会的グルーミングがあります。(ウィキペディアより)

要するに、毛繕いという意味が含まれており日本ではペットにはあまり使われていません。動物園などで猿がお互いに毛繕いしている様子をグルーミングというと覚えておいてください。

海外で「トリミング」という言葉が使われていないわけではなく、「トリミング」はドッグショーやコンテストへ参加するための高度で特別な技術を施す場合を意味します。

日本と海外のトリマーの違いは呼び方だけではなく、作業も大きく違います。日本では、カットの要望に答えられるようにバリカンはあまり使わず、ハサミで数ミリ単位の調整をしながら数時間かけて仕上げていきます。

日本のトリマーはその繊細な作業を当たり前のように行います。とても完成度が高くペット業界でも誇れるような技術の一つです。

しかし、海外のグルーミングは大胆で、繊細さはあまり求めていません。
カットの仕方も日本とは全く異なり、地域によっても変わりますが、デザインのほとんどが丸刈りの為、顔以外はあまりハサミを使用しません。丁寧さよりも時間短縮の方が重要らしく、体に止まらず足先までバリカンを入れてしまうカットが普通です。

日本のような技術で海外で働くと、あまりの完成度の高さに驚かれるでしょう。

日本のように作業の繊細さに重きをおくのではなく、生活のしやすさ、身軽さを重視するためです。

海外では、日本とは少し違った距離感でペットと生活をする文化が定着していることもあり、ペットにぬいぐるみのような可愛らしさや着せ替えをお楽しむという事を期待しないことも関係していると考えられます。

トリマーとして海外へのワーキングホリデーも最近では定着しているため、時間や余裕があれば、ぜひ欧米のトリミング文化に触れる機会を作ってみるのも良い経験になることと思います!

トリミング文化は、海外からの文化であるのに、日本と海外ではこんなにも違いがあるのかと驚かされますよね?
海外では、動物愛護がとても発達しているため、トリマーとしても飛び抜けた知識を得られるかと思います。

ぜひ、ペットトリマーに就職・転職する際には海外留学も検討してみてはいかがでしょうか?

 

こうして海外と比べてみるととてもおもしろいですよね!

ぜひ今後、海外でもトリマー転職してみたいな、と考えたらこの記事を思い出してくださったら嬉しいです!

 

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ぜひ給与や待遇など、興味があればお住まいのエリアの求人を参考になさってみてくださいね。

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