ブリーダーの将来性は？今ブリーダーには何が求められている？

2020.07.20

現代のブリーダーへのニーズはなんでしょうか？
また、ブリーダーの今後の将来性は？

今回の記事では上記のような疑問に答えていきます！
転職をお考えの方は、ブリーダーの現状と将来を知るために必読です！

ブリーダーへのニーズは変わってきている

ペットショップからブリーダーへ

以前と比べ、ペットショップでのペット購入ではなく、ブリーダーから直接ペットを購入することが増えてきています。
ペットにかける費用も高まっており、より、家族の一員として捉えられているという時代背景があります。そのことにより、ペットショップではなく、より血統に拘っていたり、飼育環境の良いブリーダーを探して、その人から直接購入をしたいというニーズが増えてきています。

ブームから専門性へ

今の時代は、ペットにおける流行がない時代、と言われています。
以前は、ミニチュアダックス、コーギー、チワワ、プードルなどがペット業界で人気となっていましたが、
現在では特定の犬種が圧倒的な人気を誇るという時代ではなくなりました。
それに伴い、ブリーダーの戦略も変わってきています！

以前であれば、ブームに乗っかり、人気犬種を大量に出産させれば、すぐに迎え入れ先が見つかるといった状況でした。
しかし今では、一過性のブームがないため、ある意味、どの犬種を育てれば良いのかわからなくなっています。

ここで、ブリーダーとしての成功の鍵を握っているのが、ブームを追いかける能力ではなく、
ブリーダー自身がどれかの犬種にこだわりを持ち、その犬種においてプロフェッショナルになるということです。
優秀な血統をしっかりと受け継がせ、その分野において極めるブリーダーが成功を納めていきます。

目指すべきでない、姿として、ファンシャーと呼ばれる類の業者もいます。

時代は幅広く扱うよりも、専門的に、質の高さを求める風潮になっています。

ブリーダーへの転職をお考えの際は、こういった時代背景も含めてご自身のキャリアを考えてみてください！