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【転職をお考えの方へ】今後のペット業界の市場需要や新興ビジネスの一例を紹介!
2020.08.17
皆さんこんにちは!
ペットのおしごとコラムをご覧になってくださってありがとうございます。
このペットのおしごとコラムでは、ペット業界への転職を考える方に有益な情報をご紹介していけたらと日々発信しています。
今回のペットのおしごとコラムでご紹介する内容は、これからのペット業界について。
今後のペット業界はどうなっていくのか?どのような市場が生まれていくのか?発展していく分野は?についてご紹介できたらと思います。
ぜひ今後の転職や、もしもペット業界で起業や独立を考えている方は参考にしていただければと思います。
現在のペット業界の動向は?
それでは、早速まずは現在のペット業界市場についてご紹介していきます。
現在のペット業界の市場規模は1兆5000億円。
ここ5年ほどは毎年1%~2%の成長を見せており、市場は拡大傾向を維持しています。
ですが昨今では犬・猫を主とするペットの飼育頭数は現象傾向。
多頭飼いをする家庭は減り、1匹にかける金額を多くするといった傾向にあるため、ペット業界の市場はまだ微増傾向にあるということです。
また、ペット医療の分野が発展すると共に、ペットの長寿化にも注目。ペットの平均寿命が伸び、ペットの高齢化問題も。
以上のことからペットの高齢化につれて、ペットに対する健康管理意識が高まりつつあります。
そのため味や栄養にこだわったフードや年齢に合わせたフードなど、単価の高い新製品が注目されるように。
ペット産業で最近よく聞くのが療法食という高齢ペット向けの専用商材です。
また、今後はペット保険の分野や老犬ホームなどの分野が注目されることでしょう。
今後注目な新興ペットビジネスとは?
それでは上記の点を踏まえて、今後注目したい新興ペットビジネスの一例についてご紹介していきます。
ペット業界新興ビジネス■DogHuggy
こちらのサービスは愛犬を一時的に預かってくれるホストを探すマッチングサービス。
家族旅行などで家を空ける際、ペットが動物病院やペットホテルの狭いゲージで過ごさせることに抵抗のある方にとっては最適なサービス。
ホストはきちんと審査され、ペットは24時間有人の広々としたスペースで過ごせる上、ホストかたこまめにペットの様子について連絡ももらえることから、飼い主にとっては安心できるとのこと。
今、ペットビジネスでもITなどのテクノロジーを駆使した新商品・サービスが登場している。たとえば、ペット版 “民泊”ともいえる、飼い主と預かり手のマッチングサービスもそのひとつ。2015年にサービスを開始したのが、ペットビジネスを手がけるスタートアップ「DogHuggy(ドッグバギー)」。利用者がWeb上で日時や場所、愛犬に関する情報を入力すれば、預かり手を見つけられる。
ペット業界新興ビジネス■PETTAXI
こちらはペット専用のタクシーサービス。
行うのはタクシー大手、三和交通。
2016年から開始したサービスで、事前登録で犬、猫、小動物などと共に快適にタクシーを利用できるという画期的なサービス。
また、ペットのみでの利用も可能だという。
通院や帰省時にはもってこいの新サービスですね。
ペット業界新興ビジネス■エルペロ
上記でペット1頭にかける金額が増加していると述べたが、ペット業界にまさかのこんな新サービスが。
株式会社久ヶ原スポーツクラブが運営する犬専用フィットネスクラブ、エルペロ。
日々の散歩だけでは運動量が足りてない、といった視点から、家族の一員である愛犬の健康維持、体力・筋力アップのサポートをしている犬専用のフィットネスクラブ。
季節や天候を気にせずいつでも運動ができ、愛犬の体力や性格に合ったプログラムを受けることができ、『エルペロ』が提供しているプログラムは「ドッグランナー」「バランスボース」「ワンダーロード(アスレチック)」「マッサージ」など多岐に渡りるとのこと。
愛犬の健康を願う飼い主から支持されています。
指導責任者の淡路氏曰く、「犬の本来持っている身体能力を考えると、日々の散歩だけでは適切な運動量とは言えない」そうだ。そこが多くの飼育者にとって意外に思われる点で、犬種にもよるが、犬の健康を維持するためには散歩だけでは足りない。
エルペロに来訪する顧客には、主にダイエットや老化防止目的の人が多いそうだ。様々なメディアで取り上げられているとおり、近年はペットの健康志向の高まりや高齢化が顕著だ。犬専用フィットネスは今後も需要が伸びるサービスと言えるだろう。
飼い主が望む、「あったら嬉しい!」ペット飼育サービスとは?
それでは最後に、今後のペット業界に進出するペットビジネスのヒントになり得る、ペットを飼育している飼い主にとっての「あったら嬉しい」というサービス内容について紹介してみます。
やはりここでも、「ペットの健康」「ペットの高齢化」「ペット医療」がキーワードになっていると実感できます。
以下のペットフード協会がが行った平成29年全国犬猫飼育実態調査による「あったらいいと思うサービス」を御覧ください。
旅行中や外出中のペット世話代行サービス(41.3%)
高齢で飼育不可能な場合の受け入れ施設提供サービス(28.7%)
健康保険料、生命保険料が減額になるサービス(28%)
飼育が不可能な場合の引き取り手斡旋サービス(27.5%)
老化したペットの世話代行サービス(18.5%)
こちらを参考にすると、現在も市場に進出しているサービス、
ペットホテルやペットシッター、ペット介護、老犬ホーム、ペット保険の分野はまだまだ今後も伸びがあると考えられますね。
ペット業界の今後の展望まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はペット業界に関する新興ビジネスや今後も発展が期待できるサービスや分野についてお伝えしてみました。
皆さんも今後ペット業界で働く、転職する際や、独立や企業をお考えでしたらぜひ参考にしてみていただきたいと思います。
人間と同じく、ペット業界も高齢化を迎えつつあります。
高齢ペットと飼い主の生活をサポートできるようなサービスが今後は需要が見込めそうですね。
またその他にもペット業界の展望や転職に関する内容についてご紹介してきますので、参考にしていただけたら嬉しいです。
それでは!
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